「声かけの習慣化」とは、ナンパでの声かけを、ためらいや心理負担がなく、いつでもどこでも自然に実行できる状態になっていることです。
ナンパは声かけが命です。
ナンパ初心者の人がナンパで成功できるか、ドロップアウトするかは、声かけを習慣にできるかどうかにかかっています。
今回は、ナンパ初心者の人がナンパの声かけを習慣にする方法について解説します。
すべての習慣は3つの要素で作られる
すべての人の、すべての習慣は下記の3つの要素で作られます。
- トリガー(きっかけ)
- 行動
- 報酬
「トリガー」とは、ある行動を自動的に呼び起こすきっかけのことです。
トリガーによって引き起こされるのが「行動」です。この行動には、体の動作としての行動以外の感情や思考も含みます。
そして、「報酬」の発生です。この行動をまた繰り返したいと思うメリット、快が報酬です。
この3つの要素が何度も繰り返されることによって、トリガーと報酬はより強く脳に刻まれて、そのための行動がより自動的になっていきます。
帰宅途中にコンビニを見る(トリガー)
↓
コンビニでお菓子を買う(行動)
↓
家でくつろいでお菓子を食べる(報酬)
といったことも、習慣化です。
例えば上記の行動をする時、人は頭の中であれこれ考えずに、自動的に、当たり前のこととして行動します。
ナンパの声かけもこのような習慣にする必要があります。
ナンパでの声かけを習慣にする3要素
ここでは、ナンパでの声かけを習慣にする3要素について解説します。
1.声かけのトリガー(きっかけ)
ナンパでの声かけのきっかけは、単純に考えると、「ターゲットの女性を見つけること」になります。
しかし、声かけを習慣化する場合、「どこで」「どんな女性を」見つけるのかがポイントになります。
ガンガン声をかけれる経験豊富なナンパ師でも、この場所では声をかけない(声をかけれない)、この系銃の女性には声をかけない(声をかけれない)、というとがよくあります。
例えば、「待ち合わせ中の女性に声をかけるのが苦手だ」というナンパ師もいます。
しかし、待ち合わせ中の女性であっても、声をかけると、LINE交換や、連れ出してのSEXに成功することもあります。
ナンパでの成果を最大にするには、「いつでも」「どこでも」「どんな女性にでも」、声をかけれることを習慣化する必要があります。その観点から、トリガーの設定は単純に「ターゲットの女性を見つけること」にするのではなく、色々な場所それぞれについて設定する必要があります。
「どんな女性にでも」という点については、経験を積んで対応力が身についていくようになってから、少しずつターゲットの女性の幅を広げていく方がスムーズです。
2.声かけの行動
2つめの要素の行動は「声をかける」ことになります。
「一連の思考や感情を含めた行動」と考えると、
ターゲットの女性を見つける(トリガー)
↓
テンションが上がる(以下すべて行動)
↓
5秒ルールのカウントダウン開始
↓
女性に近づく
↓
声をかける
となります。
声かけの「行動」については分かりやすいといえます。
「5秒ルール」については下記の記事参照
⇒【地蔵対策】ナンパでガンガン声かけできるようになる「5秒ルール」
3.声かけの報酬
3つめの要素の「声かけの報酬」が一番重要なポイントになります。女性に声をかけて「報酬」がちゃんと発生しなければ習慣にならないからです。
では、声かけの報酬にはどういったモノがあるのか?
簡単に得ることができる順に挙げます。
報酬の例
- 会話
- 連絡先交換(その後のメッセージのやりとりを含む)
- 連れ出し
- アポ
- SEX
- 彼女
ナンバの声かけをした報酬として上記の成果がなければ、ナンパの声かけを習慣にすることができません。ナンパの声かけを習慣化するには、まず成果を出すということが極めて重要です。
しかし、「声かけの報酬」はすべての声かけで得る必要はありません。ナンパ未経験、ナンパ初心者の人も安心してください。
成功ばかりでなく失敗も適度にあった方がモチベーションは高まるのです。
マウスを使った実験に、レバーを押すとエサが出る箱にマウスを入れて学習させた後に、急にエサが出なくなるようにするものがあります。
箱には下記の2種類があります。
①レバーを押すと毎回エサが出る箱
②レバーを押すとランダムにエサが出る箱
それぞれの箱にマウスを入れて、マウスがレバーを押すとエサが出ることを学習した後に、急にエサが出なくなるようにします。
すると、1の箱に入っているマウスはレバーを押すのをすぐやめますが、2の箱に入っているマウスはレバーを押し続けます。
これは間歇強化(かんけつきょうか)といって、人においても同様に行動促進・継続の効果があることがわかっています。
簡単に言うと、毎回報酬がもらえるときよりも、時々報酬がもらえることの方が人間はのめり込みやすいということです。
ナンパでの声かけの報酬として、あなたのモチベーションが上がるものを設定する際は、程良い頻度で成功するようにしましょう。
ナンパでの声かけを習慣化するメソッド
ナンパでの声かけを習慣化するメソッドのポイントは3つです。
- 報酬(成果)が発生するための行動(声かけ、トーク等)の準備をする
- 報酬が発生しやすい声かけを優先する
- 定期的に声をかける
これらは、声かけでの「報酬発生=成果」が出る可能性を高めるためのポイントでもあります。当たり前のことと思うかもしれませんが、ナンパを始める際に、「徹底的に成功率を優先する」ということを実践できる人はなかなかいません。
「徹底的に成功率を優先する」という観点に立って、上記の3つのポイントについて解説していきます。
1.報酬(成果)が発生するための行動(声かけ、トーク等)の準備をする
ナンパの声かけで成功するかどうかは、どれだけ準備をするかにかかっています。
ナンパをする前にすべき準備を紹介していきます。
・ルックスを最大限高める
・ガンガン声かけできるようになる
⇒【地蔵対策】ナンパで声かけできない人が絶対やるべき事前準備3選
まずは、これらの準備を徹底的に実行してから声かけをして、相手女性と楽しくトークをすることができる成功率を高めてください。
次に、声をかけた相手女性に対して、連れ出しor連絡先交換をすることができる成功率を高めてください。
声かけ(行動)に対する成果(報酬)の設定は、最初からSEXという成功率の低いものにしてしまうと、声かけと成果のつながりを作ることができず、声かけを習慣化することができません。
「徹底的に成功率を優先する」ということは「徹底的に準備をする」ということです。
2.報酬が発生しやすい声かけを優先する
成果(報酬)が発生しやすい声かけを構成する要件は、
主に下記の3つです。
- 日時
- 場所
- 相手女性とその状況
この3つの要件を、できるだけ声かけの成功率の高
いものにする必要があります。
それぞれについて解説します。
日時
日時については、あまり難しく考える必要はありません。ターゲットの女性が多くいる、ターゲットの女性に時間の余裕がある日時にナンパするようにします。
そうすることで、声かけ数を増やしやすくなるのと同時に相手女性に会話をする余裕や連れ出しに応じる余裕がある可能性が高くなります。
選択する日時は、基本的に金土の夕方以降と日祝の昼以降になります。この点に関しては、ナンパ師も自身がナンパ活動をしやすい日時なので自然と要件を満たすでしょう。
その他、スポット的に女性の反応が良くなったり、連れ出しやすくなる日時を狙います。
例えば、終電を逃してしまった女性がいる時間帯であったり、女性が晩ご飯を食べる前のお腹がすいている18~19時頃などです。
時期的に女性の反応が良くなる日時などもしっかりと狙ってナンパに出るようにします。普段あまり街に出てこない女性が街に出て来る日などは、スレていない女性が多くなり、反応が良くなります。
例えば、アパレルショップがセールをしている日や、祭や、大きなライブイベントがある日、ハロウィン、新入生が多くなる4~5月などです。こういった日は、確実に、重点的にナンパ活動をしましょう。
場所
場所について、しぼり込む要素をいくつか挙げます。
・街、駅という広い範囲
・○○周辺というエリア
・A地点からB地点というゾーン
・○○の前というスポット
・○○店内という空間
上記のように、広い範囲から狭い場所まで検討して、女性の反応が良い場所を徹底的に優先します。
例えば、渋谷を上記に当てはめると下記のようになります。
・渋谷という範囲
・109周辺というエリア
・センター街のA地点からB地点というゾーン
・TSUTAYA前というスポット
・ドンキホーテ店内という空間
これらの場所について女性の反応の良さを検討します。同じ場所でも日時によって女性の反応の良さは変わってきます。
オススメナンパスポットについては下記の記事を参考にしてください。
相手女性とその状況
成果(報酬)が発生しやすい声かけにおいて、「相手女性の状況」がもっとも重要です。それは、ナンパの成功率に直結するからです。
いつ、どんな場所で声かけをしたとしても、男の実力に関係なく反応が悪い女性、連れ出しに応じることができない状況の女性であれば、ナンパが成功することはありません。
・女性の系統
・女性のルックスのレベル
・女性の今の状況
・女性のこれからの予定
上記について、今のあなたが結果を出しやすいのはどんな女性なのかについて、徹底的に検討してください。
例えば、下記の項目に当てはまる女性であれば、ナンパは成功しやすくなります。
・ファッションの系統が自分と同じ
・自分のルックスレベルより明らかに下
・ゆっくり歩いている
・これからの予定がなさそう
成果(報酬)を「会話の成立」「連絡先交換」とするなら、待ち合わせ中の女性も成功率は高くなります。ナンパ初心者が成果をあげれずにドロップアウトするパターンの多くは、ルックスの系統とルックスのレベルが自分にマッチしておらず、成功する可能性がない女性にばかり声をかける、というパターンです。
まずは、「今の自分でも成功する」という系統とレベルの女性に優先的に声をかけなければいけません。
そして、成果(報酬)を実現させて、声かけを習慣化することが何よりも重要です。
3.定期的に声かけする
定期的にナンパに出て声かけをするということは、声かけを習慣にするという点と、声かけの感覚がリセットされないようにするという点において重要です。
前者の習慣化という観点では、声かけを定期的にすることによって、トリガー(きっかけ)→行動(声かけ)→報酬(成果)という一連の脳の回路を強化することができます。間が空けば空くほど、せっかくできあがった回路、パターンが弱くなっていきます。
後者の声かけの感覚という観点では、声かけを定期的にすることによって、楽しく自然に声かけをして、変に緊張したりせずに、自信を持ってスムーズにトークする感覚をキープすることができます。
間が空けば空くほど、声かけにためらいが出たり、弱気でネガティブな印象の声かけになったり、トークでうまく言葉が出てこなかったりする状態になってしまいます。
ナンパの声かけは、最低でも週に1日はナンパに出て20~30声かけぐらいする必要があります。これよりも少ないと、声かけの習慣化の脳の回路は弱まり、声かけとトークの感覚はリセットされます。
ナンパの声かけが習慣化されるまでの理想的な頻度は週に3日程度です。
例えば、土日の2日間はガッツリとナンパに出て、1日20声かけ以上して、水曜日に移動の合間などに3~5声かけするパターン、金土日の3日間は毎日20声かけはするパターン、土曜日は1日30声かけして、火曜日と木曜日に1日3~5声かけするパターン、といった頻度が望ましいです。
上記のパターンで1日あたりの声かけ数は2倍程度にしても問題ありません。しかし、あまり頻度と声かけ数が多すぎても、疲れや心理的負担(失敗や緊張が原因)が大きくなりすぎて、声かけの報酬(成功)が薄まってしまうので気をつけなければいけません。
ナンパに出ている時はモチベーションが高く勢いがあったとしても、自分でも気づかない内に蓄積されている心理的負担によって、ある日突然心が折れてナンパできなくなるということが起こります。
モチベーションが下がること、心が折れることに気をつけつつ、週に3日程度のナンパ活動を頑張りましょう。
まとめ
今回は、ナンパでの声かけを習慣化する方法について解説しました。
ナンパを習慣にすることができるということは、楽しく成功を積み重ね続けるということです。そうなれば、声かけの習慣によってもたらされる成功はどんどん大きくなります。
まずはコツコツと小さな成功を積み重ねることを最優先して、準備万端の状態でナンパに挑んでください。
最後に、ナンパでの声かけの習慣化には成功体験が必要不可欠です。どんな女性が成功しやすいのかについて、以下の記事を参考にしてください。